昨日は早く寝たにもかかわらず、ボクの頭は重かった。
とは言っても、時刻はまだ午前5時…
重たいのもしょうがない。
起き上がり、しばらくベットに腰掛ける。
髪を両手で数回かき上げ、深呼吸をして
”行くぞ!” と身体に言い聞かせる。
今朝の早起きの理由はLong Beach Antique Market
早く行くと掘り出し物や良い品が沢山あるのがスワップミート
日本でいうフリーマーケットだ。
一般の方の出店も見かけるが、LongBeachのここはほとんどがプロ
沢山の骨董品を持って毎月、青空の下思い思いに店を広げる。
他のスワップミート会場で見かける売り手も多い。
いつも行くと驚かされる品物の数々
どこから掘り出してくるのだろう?
毎回とても不思議に思う。
とは言ってもでっかいアメリカだ、
まだまだ眠っているお宝も沢山ある事だろう。
そんなお宝に期待を膨らませ、早速準備をして車を南に走らせる。
まだ車もまばらなフリーウェイ
流れてくるA Good Night、朝なのだが…まあいいや、
空気も澄んで心地がいい。
ここから約20分のLongBeachCity
そのロングビーチにある空港のすぐ近く
ベテランズメモリアルスタジアムの駐車場で毎月第三日曜日に開催される。
入場は5:30から6:30までは12ドル、それ以降は6ドル
早めに行くといい物が沢山あるという理由から早朝1時間は割高だ。
冬場は6時でもまだ暗く、懐中電灯片手に掘り出し物を探す強者も見かける。
当然、いい品物は早々と売れていく。
6時少し前に到着。
すでに駐車場は沢山の車で埋まっていた。
入口に近い場所に車を停め、足早にチケット売り場に向かう。
このチケット売り場の隣には簡易ATMも備えてあり
現金取引が主なスワップミート、衝動買いにもしっかり対応しているようだ。
流石、アメリカである。
チケットを買い、入場を済ませ
早速、沢山の人が行き交う中、お目当てを探す。
なんとかお目当ての照明も購入できた。
重い照明は一旦、車に置きに帰る。
昔よくPizzとこの駐車場の通りに置いてある
大型室外機のファンで涼んだのを思い出した。
いつも買った物を見せ合いながら、ああだこうだ言ってたのが懐かしい。
そんなPizzとの想い出もここロングビーチスワップミートに来ると思い出す。
今は一人…
荷物も置いて身軽になった後はのんびりと見て回る。
と、ブースの一画から聞こえてくるピアノの音。
売り物の電子ピアノに腰掛け、カントリーミュージックを弾くおじいちゃん。
そこに鞄からハーモニカを取り出した飛び入りのおじいちゃん
奥に腰掛けるおじさんも歌いだす。
3人、目も合わせずに始まったセッション。
ほのぼのとした時間が流れ始め場がほころんだ。
ボクは立ち止まり、しばらくその即興を3人と一緒に楽しんだ。
きっと向こうの世界にいるPizzにも聞こえていた事だろう。
さて、一通り見て回り買い付けも終了。
仕事も終えたし、この後はフリー
渡米前に連絡していた友達のRalphと合流
この近くで仕事してる彼の職場の駐車場で待ち合わせ。
ナビを頼りに待ち合わせ場所に向かう。
最近車を買った彼、自慢の愛車から大きく手を降って迎えてくれた。
しかし買ったってこれ?
少々、いや、、、かなりビックリ
でも愛車を手に入れた彼は自慢げにエンジンルームを見せてくれた。
なんとターボにマニュアル5速ミッション
これから仕上げていくそうだ。
さて愛車自慢はそこそこに、2人でレンタカーに乗り込み
次の目的地、ロングビーチダウンタウンに向かう。
運がいい事に今週はGrand Prix of LongBeachが開催されていた。
しかもスタジアムスーパートラックのレースも最終戦らしい。
事前にチケットを用意してくれていたRalphに感謝。
早速会場に入る。
轟音とともに走り去るインデー500
鼓膜がビリビリと震える。
しばらく観戦する。
決勝でアレクサンダー、ロッシ氏が圧勝
佐藤琢磨氏は接触もあり21位と少々残念な結果に…
その後トラックのレースも観戦。
大迫力に少々興奮
スリーホイラーでコーナーを駆け抜け
ジャンプ台での派手なジャンプ
見どころ満載。
念願のプリランナーのレースも見れて大満足。
次は、場内をぶらぶらと散策することに
ここでもまた、いい刺激を貰らえました。
新型のTacomaも洗練されてとてもカッコよかった。
お腹も減ってきた事だしChilli'sに移動
ボリュウム満点の食事に舌鼓
チケットのお礼に御馳走するとRalphも満足そうでした。
食事を終え彼と別れてホテルへ帰宅。
その夜は少々興奮気味で、爆音にさらされた鼓膜はまだ震えてるようで
なかなか寝付けなかった。
LosAngelesTripDay 6
つづく…
A Good Night : John Legend ft. BloodPop