渡米前日
今回は初めての観光旅行
観光とは言ったもの、どこの観光地に行くわけでもなく、
久しぶりに友人達に会うのが目的の旅。
一番の目的はThePizzのArtShow
そんな訳なので、渡米前夜も今までとは少しだけ勝手が違う。
いつもだと前日まで買い付けをしたり、車を探したり、先方と打ち合わせをしたり
慌ただしく、大忙しでこの日を迎えていたのだが
今回はいつもとは違った、のんびりした気持ちでこの日を迎えた。
とは言っても、やはり渡米前は忙しく
残しては行けない仕事をバタバタとこなし、睡眠時間を削りながら迎えた渡米前日。
少々の疲れと睡眠不足気味の眠い目をこすりながら、身支度を始める。
眠気覚ましにお気に入りのヘッドホンからはFlaws
今回は珍しく、少し前から軽く準備をしていたので、
あとは荷物をスーツケースに詰め込むだけだ。
いつもだと、2個のスーツケースとバックパック1つに荷物をまとめ、出発するのだが、
今回、行きの便は羽田着、成田までの移動はリムジンバス
スーツケース2個を押しながらの移動となると少々持ち運びが面倒だ。
急遽スーツケース1個とお気に入りのパパラッチバックでの出発に変更。
早速、お土産たちと着替えの洋服を並べ、カメラの一通りをパパラッチバックに詰め、
スーツケースほとんどを占める大量のお土産を、順序良く並べ詰めていく。
慣れた作業なのだが、渡米もかれこれ2年ぶり、
忘れ物がないか?なんて珍しく調べながら、少し緊張気味に旅支度を進める。
国際線はスーツケース2個+機内持ち込み1個までと制限がある。
クラスにもよるのだがエコノミーだと23キロまで、ビジネス以上だと32キロまで、
航空会社によっても違うのだろうが、ボクがいつも使ってるJALやKEだとこんな感じだ。
行きの荷物で今まで重さなど気にかけたことがないのだが、
今回はコンパクトにまとめないといけなかったので、念のため重さを測る。
ぴったり23キロ、我ながらの感覚に驚く。
どうやら勘が戻ってきたようだ。
機内持ち込みに小銭などの金属を沢山持っていると、
必ずと言っていいほど開封検査になり時間がかかる。
そういったものはすべて預け荷物の中に入れておくといい。
その他、金属探知機に反応しそうなベルト、時計、アクセサリーなども
なるべく体からは取り外し、ひとまとめにして、スーツケースに入れる。
タブレット端末なども、必ず手荷物から取り出し機械に通すように言われるので
iPadも取り出しやすいサイドのポケットに入れる。
毎回の積み重ねで
搭乗口前の保安検査場では、いつもスルーパス
とは言っても、最初の頃はよくここで止められた。
今よりも、もっと検査は緩かったのだが
それでも止められていたのを思い出すとなんだか懐かしい。
そんな事を考えながら
完璧に用意を済ませると、いつの間にか夜が明けていた。
出発までの残り少しの時間
外に出てみると、冷たく湿った空気が辺りをしっとり浸していて肌寒い。
ボクはパーカーのジップを一番上まで上げて
東の空に消えかかりそうに浮かんでいる暁の月に
今回の旅の無事を願った。
California trip DayBefore...
つづく
Flaws ; Avicii,Kygo